木俣創志 デッサン展 -1本の木炭に込めた想い-2019

  

  

膝に手をやる裸婦 2001
Nude with Hands on her Knees 2001

  

  

ケッヘル563 2006
Kechel 563 2006

  

  

女 2010
Woman 2010

  

  

Weeping Ⅰ 2009
Weeping Ⅰ 2009

  

  

左:小像 2005
LEFT:Statuette 2005
右:裸婦 1988  (メールDMに掲載)
RIGHT:Nude 1988 (Published in E-mail DM)

  

  

デッサン 2010
Drawing 2010

  

  

一隅 1980 (メールDMに掲載)
Corner 1980 (Published in E-mail DM)

  

  

空―くう― Ⅰ 2004
Emptiness I 2004

  

  

立てる女 Ⅴ 1999
Standing Woman V 1999

  

  

モデルを前にして“素裸”にされるのは,描き手の方である.
こちらの虚飾を一枚また一枚と剥ぎ取られ,技術や感性,品性,精神性といったものすべてが露呈する.
人体デッサンには,アカデミックなイメージがつきまとう.
しかし,そんな通俗的イメージを越えたところに,とても豊かな果実が画家の収穫を待っている.
画家とモデルが素裸で対峙する空間.そのコラボレーションがどれだけの緊張を孕むかによって,絵の価値は決まる.

かきためた数百枚のデッサンから20点ほどを,都内の老舗ギャラリーで展示した「デッサン」展. DMには上のような文章を書き添えました.

絵画サークル有志の研究会で,デモストとしてかきはじめた人物デッサンでしたが,枚数を重ねるうちに,見本としてではなく,自身のためにかいていることに気づきました.

流行とは程遠い世界ながら,人物デッサンの奥深さをあらためて再発見し,現在では,もうひとつのライフワークとなっています.

[2021.1.2. 木俣 創志]

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